医療脱毛

医療脱毛とは、文字通り皮膚科や美容クリニックといった医療機関で施術を行う脱毛治療で、主に針を使って1本ずつ脱毛していく「電気脱毛」と、広範囲を一度に施術できる「レーザー脱毛」の2種類が行われています。どちらも医療脱毛といわれているものなので、医療機関以外のところで施術を受けることはできません。レーザー治療を受けられるエステサロンはありますが、医療機関と提携した上のことであり、非提携で単独で施術を行うことは違法行為となります。エステサロンでレーザー治療を受ける場合には、必ずその点を確認することが重要です。

電気脱毛は、レーザー脱毛が行われるようになる40年ほど前から医療機関で行われている方法で長い実績がありますが、処理が1本ずつになるため施術に時間がかかり、施術をする側の技量も効果に大きく関わります。また、金属の針を使用するため金属アレルギーのある方は施術ができなかったり、強い痛みを伴う場合もあります。こうした電気脱毛の課題ともいえる事項を解決するべく開発されたのがレーザー脱毛で、今では永久脱毛の主流となっています。

医療用のレーザーは、脱毛に使われるものだけでなく、アザやシミ、シワの改善治療、レーザーメス、レーシックなどの視力矯正に使われるものも、ある特定の色素にのみ吸収される特性を持っています。レーザー脱毛に使われるレーザーは黒の色素にのみ吸収されます。そのため皮膚の表面などには負荷をかけず、毛根細胞を破壊して脱毛することができます。ダイオード、アレキサンドライト、YAGなどレーザーにはいくつかの種類がありますが、これらの違いは照射するレーザーの波長で、それぞれ適した毛の太さや肌の色などが異なります。いずれも全身に対応し、肌に負担をかけずに脱毛ができるため敏感肌やアトピー性皮膚炎の方でも施術を受けることができ、美肌効果も期待できるということで人気を集めています。